免疫便潜血検査2回法の反応様態から見た発見疾患
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概要
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当総合健診センター近傍のK社従業員716名に対し,免疫便潜血検査イムノカルト(NEW)2回法に問診を併用し,大腸癌スクリーニングを行った。その結果イムノカルト陽性率6.0%,要精検率10.9%,精検受診率94.9%のもとで,大腸癌4例(0.56%),大腸ポリープ12例(1.68%)等を発見した。そこで今回は,特に便潜血検査の反応様態と発見疾患との関係を中心に検討し,大腸癌スクリーニングとしての2回法の有用性を確認した。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
公益社団法人 日本人間ドック学会 | 論文
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