ドック受診者の腹部脂肪分布と代謝異常 ― CTスキャンを用いた214例の検討―
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概要
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ドック受診者の腹部脂肪分布をCTスキャンを用いて測定し,糖・脂質代謝を中心とした各種パラメータとの関係を検討した。腹部脂肪分布には男女差が認められ,男性では腹腔内脂肪(V)有意の,女性では皮下脂肪(S)の有意の分布傾向を示した。内臓脂肪蓄積群(V/S≧0.45)にて代謝異常の顕著な傾向が認められ,V/S比と中性脂肪は有意の正相関を示した。全体に,糖・脂質代謝を中心としたRisk factorは男性に不利に働いていることが示唆された。
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