当院人間ドック受診者の嗜好と各種検査成績
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概要
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喫煙は血圧を高め,グロブリンの産生を抑制することが示唆された。肝細胞障害の指標は軽度の喫煙で障害を受けて高くなり,大量喫煙者では低下した。また,好中球も喫煙によって増加することが判った。飲酒は血圧を高め,胆道系細胞に障害を起こすことが示唆され,白血球数は大量飲酒で減少し,アレルギーの指標である好酸球の割合が増すことが判った。喫茶習慣は肝細胞障害指標に若干の上昇を起こし,血小板と白血球の増加させることが示された。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
公益社団法人 日本人間ドック学会 | 論文
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