関東平野中央部埼玉県菖蒲町で掘削された350 mボーリングコア(GS-SB-1)の珪藻化石産出層準と淡水成層準及び海成層準の識別
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概要
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関東平野中央部の埼玉県南埼玉郡菖蒲町で掘削された菖蒲コア(GS-SB-1: 全長350.20 m)の海成層・非海成層準を識別するために,珪藻化石分析を行った.306試料の検鏡を行った結果,珪藻化石は174試料で産出した.珪藻化石が産出した層準では,淡水生種は159層準で汽水生及び海生種は44層準で産出した.汽水生及び海生珪藻の産出層準に基づくと,菖蒲コアにおける海成層は,27.625~32.875 m,75.45 m,114.375~118.375 m,157.32~164.875 m,216.6~219.3 m,255.1~262.0 m,273.72~276.3 m,280.6~282.6 m,314.4~319.25 m に計9層準認められる.
- 産業技術総合研究所地質調査総合センターの論文
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