小伏在静脈に連続する異常静脈を伴う不全型Klippel-Trenaunay症候群の1例
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概要
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●要 約：12歳男性．生下時より右下肢に紅斑があり，産科で血管腫と診断されていた．他院で1歳時から6歳時まで血管腫に対してレーザー治療を施行されていたが，10歳ころより右下肢の血管怒張とだるさが出現し，不全型Klippel-Trenaunay症候群と診断された．弾性ストッキングの着用を開始し，右下肢のだるさは改善した．12歳時に手術目的で当科を紹介受診し，右小伏在静脈と右大腿後面の異常静脈の結紮切離術とストリッピング術を施行．本症例は小伏在静脈につながる異常静脈を伴っており，比較的まれな症例であったため，文献的考察を併せて報告した．
著者
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中川 登
兵庫医科大学皮膚科学
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伊藤 孝明
兵庫医科大学皮膚科学
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羽田 孝司
兵庫医科大学皮膚科学教室
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羽田 孝司
兵庫医科大学皮膚科学
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谷口 怜子
兵庫医科大学皮膚科学教室
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中川 登
兵庫医科大学皮膚科学教室
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