胃GISTに対するhybrid NOTESの臨床応用と無送気Endoscopic full thickness resectionの開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
【背景】産学官・医工連携Kagawa NOTES projectは,pure NOTES開発の第一歩としてhybrid NOTES関連手技であるEFTRに取り組んできた.EFTRと必要な機器開発につき検討した.【方法】2009年から2011年までにhybrid NOTESを施行された10例(GIST 9例,神経鞘腫1例)を対象とした.術式,平均術時間,術後合併症,在院日数を検討し,必要な開発機器を検討した.【結果】平均術時間311分で腹腔鏡下胃局所切除がhybrid NOTESより短時間であった.在院日数8.1日で腹腔鏡下胃局所切除とほぼ同期間であった.開腹移行例や合併症は認めなかった.【結論】Hybrid NOTESは安全な手技と思われた.臨床経験からpure EFTRを施行するには信頼性のある全層縫合器と視野確保のためのカウンタートラクション器が必須である.
著者
-
正木 勉
香川大学 消化器・神経内科
-
森 宏仁
香川大学 消化器・神経内科学
-
小林 三善
香川大学 消化器・神経内科
-
小原 英幹
香川大学 消化器・神経内科学
-
小原 英幹
香川大学 消化器・神経内科
-
藤原 新太郎
香川大学 消化器・神経内科学
-
藤原 新太郎
香川大学 消化器・神経内科
-
西山 典子
香川大学 消化器・神経内科学
-
西山 典子
香川大学 消化器・神経内科
-
森 宏仁
香川大学 消化器・神経内科
関連論文
- 7.肝前性門脈閉塞症による食道静脈瘤破裂を繰り返している1例(一般演題,第37回日本小児内視鏡研究会)
- 臨床講義 臨床講義の学生側,教員側の留意点
- 鋏鉗子による内視鏡的経鼻膵胆道ドレナージチューブの内瘻化法
- PS-075 舌および口腔内海綿状リンパ管腫に対するラジオ波焼灼術の経験(治療に難渋した良性疾患1,ポスターシンポジウム,病気の子供達に笑顔 小児外科に夢そして革新を,第47回 日本小児外科学会学術集会)
- ESD法を利用した局注・切開・焼灼術で止血し得た多発Dieulafoy潰瘍が疑われた1症例
- 腹痛 (特集 専門医へのコンサルタント--タイミングとコツ)
- Cronkhite-Canada 症候群の1例
- ESD法を利用した局注・切開・焼灼術で止血し得た多発 Dieulafoy 潰瘍が疑われた1症例
- 苛性ソーダによる腐食性食道炎の1例
- VF-002-4 胃GISTに対するHybrid-NOTES : PureNOTESに向けての外科医から見た課題(VF-002 ビデオフォーラム(2)胃:手術-1,第111回日本外科学会定期学術集会)
- P-218 舌および口腔内海綿状リンパ管腫に対するラジオ波焼灼術の効用にいついて-第2報-(リンパ管腫1,ポスターセッション,第48回日本小児外科学会学術集会)
- 非代償性肝硬変の合併症とその対策 (特集 非代償性肝硬変の合併症とその対策)
- 粘膜下腫瘍様形態を呈した大腸腺腫の偽浸潤の1例
- 胃GISTに対するhybrid NOTESの臨床応用と無送気Endoscopic full thickness resectionの開発
- 消化管壁・全層縫合器Over-The-Scope-Clipシステムの臨床使用経験
- 大網原発GIST