胸腔ドレーン抜去の工夫
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概要
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胸腔ドレーン抜去時には,創部を結紮したりフィルム剤を貼付したりと施設により方法は様々である.当院では胸腔ドレーン抜去時に縫合はせず,ハイドロコロイドドレッシングであるカラヤヘッシブTM(以下:カラヤ)を貼付しており,簡便で低侵襲であり創傷治癒の面から有用であると思われるため報告する.2010年1月から2011年10月まで当院呼吸器外科で手術を行い胸腔ドレーンを挿入した181人を対象とした.ドレーン抜去後にカラヤの交換が必要だった症例は9例であった.ドレーン抜去後に浸出液が多く創部を縫合閉鎖した症例が1例あった.再挿入は2例であったが,抜去の手技に問題はなく時期に問題があると思われた.以上の結果から,ほとんどの症例で,抜去に伴う問題はなく,当院におけるドレーン抜去の工夫は有用であると思われた.
著者
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三島 修
社会医療法人財団慈泉会 相澤病院
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北野 司久
社会医療法人財団慈泉会 相澤病院
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三澤 賢治
社会医療法人財団慈泉会 相澤病院
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高橋 祐輔
社会医療法人財団慈泉会相澤病院外科
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三島 修
社会医療法人財団慈泉会相澤病院外科
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牛山 俊樹
社会医療法人財団慈泉会相澤病院相澤健康センター
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