術前画像が有用であった胸腔鏡下右S10区域切除術の1例
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概要
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48歳,男性.2010年9月の胸部CT検診にて異常を指摘され,前医を受診した.CTにて右S10に15 mm大のpure GGOを認め,肺癌の疑いにて当院紹介となった.10ヵ月の経過観察にて病変は消失せず,2011年10月胸腔鏡下右S10区域切除を施行した.術前に作成したCT angiography(CTA)およびCT bronchography(CTB)に,肺野条件CT(LCT)を融合することで,手術展開に近似した術前画像をえることが出来た.この3-D画像を参考にすることで円滑な手術操作に有用であったと考えた.
著者
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三島 修
社会医療法人財団慈泉会 相澤病院
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北野 司久
社会医療法人財団慈泉会 相澤病院
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西 智史
社会医療法人財団慈泉会 相澤病院
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三澤 賢治
社会医療法人財団慈泉会 相澤病院
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西 智史
社会医療法人財団慈泉会相澤病院外科
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高橋 祐輔
社会医療法人財団慈泉会相澤病院外科
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三澤 賢治
社会医療法人財団慈泉会相澤病院外科
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三島 修
社会医療法人財団慈泉会相澤病院外科
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