ケミカルタンカーに使用されるオーステナイト系ステンレス鋼板の疲労強度に関する一考察
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概要
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Authors investigate the fatigue crack propagation behavior of solid austenitic stainless steels SUS304L, SUS316L and SUS316LN in order to conduct the characteristics of fatigue behavior of each stainless steel. Not only the constant stress amplitude tests, but also the load decreasing tests called by Δ<I>K</I>th test regulated by ASTM E647 are performed to identify the material constants of fatigue crack propagation. Comparison of the fatigue crack growth behavior of SUS304L, SUS316L and SUS316LN with mild steels is also performed. Authors also investigate the fatigue life of load-carrying type cruciform joints of austenitic stainless steels,which are modeled upon the lower end of vertically corrugated bulkhead of chemical tankers. Besides, the possibility of quantitative numerical simulation of the fatigue crack propagation for the stainless steels is also investigated. This simulation procedure applies for the advanced effective stress intensity factor range based on a Re-tensile Plastic zone Generation (RPG) load and the fatigue crack closure phenomenon is quantitatively considered. The experimental results are compared with the numerical simulation results in this study and the validity of fatigue crack growth simulation procedure applied in this study is confirmed.
- 社団法人 日本船舶海洋工学会の論文
著者
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後藤 浩二
九州大学大学院工学研究科
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内村 秀之
(株)新来島どっく 技術設計本部
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村上 幸治
九州大学工学府建設システム工学専攻
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宅野 正夫
九州大学工学府建設システム工学専攻修士課程
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内村 秀之
(株)新来島どっく
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