中大脳動脈M2部以遠の遠位塞栓に対する機械的再開通法
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概要
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【目的】我々は中大脳動脈M2部以遠の遠位塞栓症に対する再開通療法での再開通率向上と出血性合併症リスク低減を目的に,新たな機械的再開通法を考案した.今回その有用性と課題について検討した.【方法】先端コイルスプリング部の中間部分をアンラベルさせて栓子破砕効果を付与したマイクロガイドワイヤーを作成し,M2部以遠の栓子を擦過して破砕した.【結果】2004年1月から2005年3月までの期間に経験した,M2部以遠の遠位塞栓症5症例全例で完全再開通が得られ,いずれも転帰良好であった.出血性合併症や手技に関係する合併症等は認めなかった.【結語】本法は中大脳動脈M2部以遠の遠位塞栓症に対する再開通法として有望である.
著者
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伊藤 建次郎
横浜新都市脳神経外科病院
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谷井 雅人
横浜新都市脳神経外科病院脳神経外科
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長谷川 真作
川崎幸病院 脳神経外科
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今岡 充
西島病院 脳神経外科
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小櫃 久仁彦
横浜新都市脳神経外科病院 脳神経外科
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尾崎 聡
横浜新都市脳神経外科病院 脳神経外科
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吉澤 卓
横浜新都市脳神経外科病院 脳神経外科
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