上腸間膜脂肪織炎を発症した腹膜透析患者の1例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
症例は52歳,男性.糖尿病性腎症による慢性腎不全のため腹膜透析施行中.腹満感,排液不良で外来受診した際の腹部CTで塊状となった腸間膜脂肪織の炎症像を認め,上腸間膜脂肪織炎による排液不良と診断した.上腸間膜脂肪織炎の病因は不明であり,報告例も少ないが,腹膜透析患者においては排液障害の原因となることもあると考えられた.
- 社団法人 日本透析医学会の論文
著者
関連論文
- 48. 当院で経験したDesmoplastic mesotheliomaの1例(第147回 日本肺癌学会関東部会,関東支部,支部活動)
- 腹膜透析から血液透析に移行後に発症した硬化性腹膜炎の1例
- 血漿交換後の再熱に血漿輸注が有効であった全身性エリテマトーデス(SLE)に合併した血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の1例
- 血液透析患者の剖検にて発見された全身性AAアミロイドーシスの1例
- Report 緑茶による床ずれ治療
- 症例報告 上腸間膜脂肪織炎を発症した腹膜透析患者の1例
- 症例報告 微小変化群のネフローゼ症候群に合併した急性腎障害に血漿交換療法を併用した2例
- The beneficial effects of plasma exchange for treatment of acute kidney injury in minimal change nephrotic syndrome
- 上腸間膜脂肪織炎を発症した腹膜透析患者の1例
- 上腸間膜脂肪織炎を発症した腹膜透析患者の1例
- 微小変化群のネフローゼ症候群に合併した急性腎障害に血漿交換療法を併用した2例