下顎両側遊離端欠損にコーヌステレスコープ義歯を用いた1症例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
症例の概要 : 患者は46歳の女性. 両側遊離端欠損部にインプラント治療を希望していたが, 外科手術の恐怖感から, 治療計画を部分床義歯による治療に変更した. その後, 即時義歯の維持・安定や審美的な不満などからコーヌステレスコープ義歯による治療を行った.考察 : 本症例では長期的に良好な経過を得た. これは, 適確な診査・診断をもとに, rigid supportを有するコーヌステレスコープ義歯を選択したことによると考えられる.結論 : 患者は十分満足しており, コーヌステレスコープ義歯は最適な補綴治療であったと思われる. 今後も良好な口腔内の状態を維持するために, 義歯の動態と歯周組織の状態について定期的な観察が必要である.
著者
関連論文
- 即時荷重インプラントに関する臨床的検討 : 臨床術式と1年経過時の臨床成績
- 即時荷重インプラントに関する臨床的検討 : 3年経過時の臨床成績
- インプラントの表面形状がオッセオインテグレーション獲得に及ぼす影響 : 滑面と粗面(陽極酸化面)フィクスチャーの比較
- 垂直的歯槽骨延長におけるインプラント型骨延長器の使用経験
- 上顎右側側切歯先天性欠如症例にインプラント治療を行った1症例
- コンピュータシミュレーションによる顎運動と咬合面形態に関する研究
- 下顎両側遊離端欠損にコーヌステレスコープ義歯を用いた1症例
- 下顎両側遊離端欠損にコーヌステレスコープ義歯を用いた1症例