不完備情報の下での協力ゲームの基礎的考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
古典的な協力ゲームの理論では,すべての提携に対してそれらの提携の得る利得はわかっているものと仮定している.しかし,現実の問題では,いくつかの提携に対する利得がわかっていないことが多い.本研究では,提携値に関する情報が不完備な協力ゲームについて考察する.不完備情報協力ゲームに関するいくつかの概念を提案するとともに,個人提携と全体提携の値のみが与えられる協力ゲームの解概念について考察し,プレイヤーが参考にすると考えられる焦点解を示す.
著者
関連論文
- 不確定値含む情報表における区間ラフメンバシップ値を用いた可変精度ラフ集合モデル (不確実・不確定性下での意思決定過程)
- 逆凸計画問題に対する内部近似法の正確なペナルティパラメータ
- 2-E-8 提携に制限のある多選択肢ゲームにおける限界貢献度に基づいた解(ゲーム理論(2))
- 2-C-10 多選択肢ファジィゲームとその解(ゲーム理論(1))
- 2-C-9 ファジィ協力ゲームにおけるDeegan-Packel型関数(ゲーム理論(1))
- 2-F-10 プレイヤーの非同質性を考慮した多選択肢ゲームにおける一般化Deegan-Packel値(ゲーム理論(3))
- 2-E-6 双協力ファジィゲーム(ゲーム理論(2))
- 2-E-5 双協力ゲームの多重線形展開(ゲーム理論(2))
- 時間オートマトンの分解と調整によるフローショップスケジューリング問題の解法
- 協力ファジィゲームにおけるコアと関連する解概念