豪雪過疎山村住民の健康問題と病い行動の研究--健康日記を用いて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
An exploratory study using a health diary was made to inquire into health problems and illness behavior of inhabitants in a gradually depopulating mountain village with a heavy snow fall in Niigata Prefecture. Seventy-eight inhabitants (aged 4-79) completed a health diary for one month each starting in winter, spring, summer, and autumn . The results of an analysis of their health diaries (9, 516 person-days in total) were as follows: 1) Main events in everyday life in each season were, in winter, snow removing, in spring, rice-planting, in summer, events related to Bon (the Bunddhist All Souls' Day), and in autumn, rice harvesting. 2) Typical health problems in each season were, in winter, headache, and lower back pain, in spring, lower back pain, in summer, fatigue, and in autumn, headache, and lower back pain. 3) It was suggested that occurrences of these problems had something to do with a unique life event as well as a natural enviromental condition in each season in the area concerned. 4) A total of 541 problem episodes (6.9 per person) were recorded with 54.1 percent of the episodes taking no form of medical action, and 25.1 percent of the episodes taking only a patent medicine. A percentage of the episodes visiting a doctor or a dentist at least once in an episode was 13.5. 5) Patterns of illness behavior were different by sex, age, and contents of health problems. 6) A health diary was supposed to be an effective method of inquiring into health problems and illness behavior in everyday life.
著者
関連論文
- 武道と健康-武道が健康観や精神的健康などとどのような関連を持つか-
- 「武道健康論」研究-武道が健康観や健康の精神性などとどのような関連を持つか-
- 「武道健康論」研究-健康にかかわる「観」と「概念」を再考する-
- 伝統的健康論の現代的見直し : 科学的・文化的観点から(第3報)
- 武道体験の心身論的研究に関する諸課題-研究戦略の設定に向けて-
- 武道体験の心身論的研究に関する諸課題-主として心理学的立場から-
- 健康情報の社会的回路とコンピュータ
- 伝統的健康論の立場から--社会的関係と健康の社会的・精神的・身体的側面 (平成21年度(2009.4〜2010.3)のプロジェクト研究) -- (武道と健康--武道が健康観や精神的健康などとどのような関連を持つか)
- 武道体験の心身論的研究戦略に向けた一考察 (平成20年度(2008.4〜2009.3)のプロジェクト研究) -- (武道体験の心身論的研究に関する諸課題--研究戦略の設定に向けて)
- 伝統的健康論の立場から--国際的状況下における健康概念の見直しと武道健康論探究の課題 (平成20年度(2008.4〜2009.3)のプロジェクト研究) -- (「武道健康論」研究--武道が健康観や健康の精神性などとどのような関連を持つか)
- シンポジウム企画趣旨 動きから身体・人間の可能性を探る--動きの身体論・人間論・文化論 ([武道・スポーツ科学]研究所共催 人体科学会第17回大会 動きから身体・人間の可能性を探る) -- (シンポジウム(共催:国際武道大学附属武道・スポーツ研究所) 動きから身体・人間の可能性を探る--動きの身体論・人間論・文化論)
- 武道体験の心身論的研究に関する研究の現状と課題 (平成19年度(2007.4〜2008.3)のプロジェクト研究) -- (武道体験の心身論的研究に関する諸課題--主として心理学的立場から)
- 伝統的健康論の立場から--武道と伝統的健康論に関する研究の現状と課題 (平成19年度(2007.4〜2008.3)のプロジェクト研究) -- (特定課題 プロジェクト研究 「武道健康論」研究--健康にかかわる「観」と「概念」を再考する)
- 我が国における伝統的健康論の歴史的動向と現代的意義(特別講演,第137回日本体力医学会関東地方会)
- 伝統的健康論の立場から 我が国の伝統的「健康」概念とその内容及び今日的課題 (平成18年度(2006.4〜2007.3)のプロジェクト研究) -- (「武道健康論」研究--健康にかかわる「観」と「概念」を再考する)
- 伝統的健康論の現代的見直し : 科学的・文化的観点から(第2報)
- 伝統的健康論の現代的見直し : 科学的・文化的観点から
- 呼吸法に関する文化論的、及び生理・心理学的研究(第3報)
- 呼吸法に関する文化論的、及び生理・心理学的研究(第2報)
- 呼吸法に関する文化論的、及び生理・心理学的研究 1.緒論
- 東洋的行法に関する基礎的研究 (1)静坐と呼吸法の行的側面についての一考察
- 特定研究 呼吸法に関する文化論的、及び生理・心理学的研究 (平成12年度(2000.4〜2001.3)のプロジェクト研究)
- 東洋的行法に関する基礎的研究 (1)近代日本の代替療法の動向
- 伝統的健康論における運動と健康生活に関する研究 東洋的行法に関する基礎的研究 (平成11年度(1999.4〜2000.3)のプロジェクト研究)
- 東洋的行法に関する基礎的研究 (1)大衆的呼吸法の諸相
- 武道体験の身心論に関する生理・心理学的研究(自然科学系) 1.東洋的行法に関する基礎的研究 : 呼吸法が脳波活動に及ぼす効果
- 武道体験の身心論に関する生理・心理学的研究(自然科学系) 1.諸外国の人々が抱く武道のイメージ
- 大都市区部団地住民の健康日記研究
- 近世武道史における養生思想序説
- 「武道健康論」研究 -健康生成論と伝統的身体論を手掛かりに-
- 健康生成論と伝統的身体論を踏まえた武道健康論に向けての一考察 ([国際武道大学]平成22年度(2010.4〜2011.3)のプロジェクト研究) -- (「武道健康論」研究--健康生成論と伝統的身体論を手掛かりに)
- 伝統的健康論 (平成23年度(2011.4~2012.3)のプロジェクト研究) -- (「武道健康論」研究 : 健康生成論と伝統的身体論を手掛かりに)
- 総括的討論 (平成23年度(2011.4~2012.3)のプロジェクト研究) -- (「武道健康論」研究 : 健康生成論と伝統的身体論を手掛かりに)
- 豪雪過疎山村住民の健康問題と病い行動の研究--健康日記を用いて
- 豪雪過疎地域における住民の保健関連行動(特に民間療法に関する)とその背景