Synthetic Luteinizing Releasing Hormoneと臨床応用の可能性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
synthetic luteinizing releasing hormone (合成LRH) の臨床応用として, 正常排卵婦人4例, 無排卵症婦人4例の計8例に, 合成LRH200μgを静脈内に投与し, 血中へのLHの放出の状態を二抗体法によるradioimmunoassay (RIA) によつて検討した.排卵婦人4例と無排卵症婦人4例のうちの3例は, 血中LHがLRH投与後15分から上昇し始め, 投与後30分前後でピークを示して, 以後漸減するという平均的パターンを示したが, 下垂体機能低下症の1例のみはLRHに対して反応を示さなかつた.<BR>LRHの研究の歴史について文献的考察を行うとともに, 今後の研究発展の可能性について論及した.
- 日本内分泌学会の論文
著者
関連論文
- 外因性 LH と新生仔卵巣の morphogenesis
- ゴナドトロピンの作用に関する基礎的問題
- 無排卵症とLuteinizing Hormone Releasing Factor (LRF) 負荷試験
- Synthetic Luteinizing Releasing Hormoneと臨床応用の可能性
- Radioimmunoassayのデーターの計算法についての提言 : Dose Response Curve on Logarithm-LogitPaperについて