Adaptations of myoglobin in rat skeletal muscles to endurance running training. Effects of intensity, duration and period of training.:—EFFECTS OF INTENSITY, DURATION AND PERIOD OF TRAINING—
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A study was conducted to clarify the effects of running intensity and duration of endurance training on myoglobin concentration ( [Mb] ) in rat skeletal muscles, and to clarify its temporal changes during the training. One hundred five male Wistar rats were divided into a training group and an untrained group. The training was carried out at 5 times a week for 12 weeks when the animals were 4 to 16 weeks of age. The training intensities were set at 20, 30 and 40 m/min with a duration of 60 min. The training duration was varied to 30, 60, 90 and 120 min when the rats were trained at 30 m/min. The temporal changes in the [Mb] were examined after the first, third and ninth week of training, during which the rats were trained at 40 m/min for 60 min per session. Three muscles (soleus: Sol, plantaris: P1, gastrocnemius-surface/deep: Gas-S, Gas-D) were analyzed for the [Mb] and citrate synthase activity (CS activity) . With regard to the intensity of training, the [Mb] increased with exercise intensity in Sol, Gas-D and P1, but not in Gas-S. P1 showed a greater increase of the [Mb] than Sol or Gas-D. On the other hand, CS activity in red muscle (Sol and Gas-D) increased even at low intensity, whereas white muscle (fast-twitch muscle: Pl and Gas-S) showed a significant increase in CS activity at an intensity of 40m/min. As to the duration of training, the [Mb] increased with the duration of running at 30 m/min of intensity, and showed the maximal adaptation with 90-min duration in all muscles except for Gas-S. Changes in CS activity according to the duration of running were similar to those for the [Mb] in all muscles. Finally, the [Mb] increased significantly with prolongation of the training period (after the 1 st, 3 rd and 9 th weeks training) in all muscles except Gas-S. However, the adaptive response of Mb tended to be delayed as compared with CS activity. These results suggest that <I>1) </I>the response of Mb to training stimuli can depend on the muscle specificity (fiber type composition or the initial [Mb] ), and level of motor unit recruitment in usual, <I>2) </I> Mb synthesis can be enhanced by an increase of training intensity, <I>3) </I> a training duration of 90 min can bring out the Mb adaptation maximally and <I>4) </I> the adaptive response of Mb would need more time as compared with CS activity.
- 日本体力医学会の論文
著者
関連論文
- NMRによる国内一流サッカー選手の筋エネルギー代謝および筋横断面積の検討
- 236.高高齢者(後期高齢アスリート)の全身持久性体力の経年変化(加齢・性差)
- 520.運動習慣を有する高高齢者における有酸素運動の安全性(【スポーツ医学的研究】)
- スポーツを通じて人生100年の健康づくり (特集 ライフスパンと健康・体力づくり)
- 091国E04 ホッケー競技におけるスキルの発達に関する研究
- 303.高齢期における運動が骨格筋と骨に与える影響(トレーニング)
- 042 共 A10410 老化に対する運動トレーニングの影響 : 老化促進モデルマウスを用いた研究
- 70B20805 Shoutがプライオメトリックジャンプに及ぼす影響
- 335.高齢者の筋力および動作スピードに関する横断的研究 : 大洋村健康づくりプロジェクト(4)
- 171.生徒における膝伸筋群と屈筋群の発達速度の相違について
- 関節可動域の違いが大腿四頭筋の活性化に及ぼす影響
- 思春期における運動能力テスト優秀者の筋エネルギー代謝,筋横断面積,等速性筋力に関する研究
- スプリンターにおける内転筋群の形態的特性とスプリント能力の関係
- 66.ヒトの膝伸筋群のspecific tensionと運動にともなう筋の活性度との関係
- スプリント能力と内転筋群の形態・筋力特性の関係
- 陸上跳躍選手のジャンプ時における膝関節の発揮パワーと筋の形態的特性
- 75.運動後のクレアチンリン酸再合成速度に影響を及ぼす因子
- 70.過剰CO_2排出量と筋の組織化学的特性との関係
- 54.筋力トレーニング初期に生じる筋力の増加は新たなる筋線維の動員によるものか?
- 50.非侵襲的な方法による筋・酸素代謝に関する研究 : 2.近赤外分光法による疲労困憊時の酸素動態と筋線維組成, 毛細血管密度, 酸化系酵素活性との関係
- 中強度(60%Vo_2max)の持久性トレーニングにともなうヒトの大腿部における筋の形態的特性および脚筋力の変化
- MRIによるヒトの膝伸筋・膝屈筋における形態的特性および生理学的断面積当りの筋張力
- 375.全数調査により抽出された運動能力テスト上位者の筋特性(3)
- 363.3週間のベッドレストがヒトの下肢骨格筋の形態的特性に及ぼす影響
- 043D01 ジュニアスプリンターの大腿部筋形態・脚筋力と疾走能力の関係(04.運動生理学,一般研究発表)
- 1. 足関節の角度変化が下腿筋群の筋容積,解剖学的断面積および筋長に及ぼす影響
- 243.トップジュニアの筋形態に関する研究 : トップジュニア・スプリンターにおける大腿部筋組成の経年的変化
- 041なE16 スプリントトレーニングにともなう大腿部筋容積,筋横断面積および脚筋力の変化
- 0420805 ^31PNMRによる安静時及び運動時のヒト心筋エネルギー代謝の検討 : 長距離ランナーと一般人の比較
- 陸上競技長距離選手の競技パフォーマンスに関与する体力的,技術的要因ならびに生理学的因子
- 324.陸上競技・長距離選手の競技パフォーマンスに関与する体力的・生理学的要因 : 生物科学IV (体格・体力,生活など)
- 043G17 長距離ランナーのランニングパフォーマンスと筋線維組成の関係
- 225.ラット骨格筋および支配運動ニューロンの酵素活性の発育変化
- 113.筋力・持久的複合トレーニングにおける骨格筋の適応
- 135.加齢にともなう大腿部の筋量の変化及び性差 : 大洋村健康づくりプロジェクト(3)
- 疲労困憊に至る運動が筋小胞体ATPaseに及ぼす影響 : 短時間運動と長時間運動の比較
- 34. アルペンスキーパフォーマンステストにおける下肢筋群の影響について
- 先天的な筋線維組成の差と血清総T3濃度の関係について : 速筋線維優位ラットを用いて
- 81.速筋線維優位ラットの筋線維組成の発育期の変化
- 78.腓腹筋速筋線維優位ラットにおける他の筋の筋線維組成
- 151.二種類の筋力トレーニングが骨格筋に及ぼす影響について : 生物科学II (運動,感覚器など)
- 8.筋力トレーニングに伴う骨格筋の肥大 : MRI法を用いて : 第86回日本体力医学会関東地方会
- 足底屈腱および下腿三頭筋の形態的特性とジャンプパフォーマンスとの関係
- 12. 全日本スキージャンプ選手における筋の形態と筋出力の関係 : MRIによる種目特性と左右差の評価 : 第93回日本体力医学会関東地方会
- 0420814 ^P NMRによる一流陸上競技選手の筋エネルギー代謝能に関する縦断的研究
- スプリンターの大腰筋横断面積と疾走速度の関係
- 043G23 31P-MRS及びMRIによる局所筋疲労の評価
- 113.加齢にともなうラットヒラメ筋線維,支配運動ニューロンの総数ならびに組織化学的特性の変化について : 運動生理学的研究II : 第40回日本体力医学会大会
- 間欠的走運動によるトレーニングが神経, 筋組織の組織化学的特性におよぼす影響について
- 041130 ラット前脛骨筋、ヒラメ筋支配運動ニューロンの代謝特性(4.運動生理学,一般研究)
- ラットの脊髄前角細胞と下肢骨格筋線維の分化に関する組織化学的研究
- 35.ラット脊髄前角部神経細胞の組織化学的分化に関する研究 : 運動生理学的研究II
- 4093 ラット錘内および錘外筋線維の組織化学的分化に関する研究(4.運動生理学,一般研究)
- 発育にともなうラット神経, 筋組織の組織化学的特性の変化について
- 134.ラットの発育にともなう運動量ならびに神経,筋の組織化学的特性の変化について : 運動生理学的研究II
- 持久性トレーニングが神経, 筋組織の組織化学的特性におよぼす影響について
- 4097 自発走運動によるトレーニング効果について : ラットを用いた神経、筋からの組織化学的研究
- ラット走運動における脊髄前角細胞の組織化学的研究 : 運動生理学的研究 II
- 326.筋活動電位の伝導速度に対する年齢比較
- バドミントン選手の左右上腕二頭筋の筋線維伝導速度
- 32.副腎摘除が尾部懸垂によるミオシンアイソフォーム発現に及ぼす影響
- 尾部懸垂によるラットヒラメ筋におけるミオシンアイソフォームの分布の変化
- 54.尾部懸垂によるラットヒラメ筋のHC由来のアイソミオシンの変化
- 53.発育期の後肢懸垂がヒラメ筋ミオシン重鎮組成におよぼす影響について
- 高齢者の筋線維特性とトレーナビリティー
- 66.除神経によるラット骨格筋筋線維組成の部位特異的変化
- 後肢懸垂によるラットヒラメ筋線維と支配運動ニューロンの経時的変化
- 尾部懸垂によるラットヒラメ筋繊維タイプの非均一的変化
- 223.筋線維組成の遺伝学的検討 : 選択交配法を用いて
- 504.骨格筋線維の非均一性に関する検討 : 慢性的な電刺激と伸展国定を施したラット長指伸筋について
- 3. トップジュニアの筋特性に関する研究 : トップジュニア・スプリンターの大腿部筋組成
- 50m走と12分間走の成績による外側広筋の筋線維組成の推定
- インスリン抵抗性と骨格筋の組織学的・生化学的特性との関連性
- 376.インスリン感受性の調節因子としての骨格筋 : 速筋線維優位モデルラットを用いての検討
- 220.後肢懸垂によるラットヒラメ筋筋線維組成と支配運動ニューロンの経時的変化
- 22.ラットヒラメ筋萎縮の部位特異的変化について : Tail suspension法による検討
- 15.遅筋線維の多いラットのトレーナビリティーに関する研究
- 041なE11 後肢宙づりにおけるラットヒラメ筋筋線錘組成の変化 : 近位,筋腹,遠位部の比較
- 2.選択交配による筋線維組織の遺伝学的検討 : 第二世代まで(第98回日本体力医学会関東地方会)
- 4057 スポーツ選手の利き手・非利き手における筋繊維組成と作業性肥大
- 4.^PNMRによる頻度漸増脚挙上運動時の筋エネルギー代謝に関する検討
- 漸増運動時の過剰CO_2排出量と筋の組織化学的特性との関係
- 212.低頻度のアイソメトリックトレーニングが筋力発揮に及ぼす影響
- スプリンターの股関節筋力とスプリント走パフォーマンスとの関係
- 神経・筋でのトレーニング効果は記憶される -再トレーニングに対する筋力増加応答-
- 10.低頻度・短期間の筋力トレーニングによる効果は長期間残存する
- 046C02304 男女スプリンターの下肢筋力が疾走速度に及ぼす影響 : 股関節の屈曲および伸展筋力に着目して(運動生理学)
- 287.80歳以上の後期高齢者における筋機能と運動習慣の関係(【形態・加齢・性差】)
- 高齢者の体力と競技スポーツ
- 長期間トレーニングを継続している高齢アスリートの筋量と歩行能力の特徴
- 177.高高齢女性エリートアスリートの身体能力
- 101.不活動モデルにおける骨格筋ミオグロビン濃度の変化
- ラット下肢筋の筋線維伝導速度と筋線維組成
- 162.ラット下肢筋の筋線維伝導速度と筋線維組成との関係 : 生物科学II (運動,感覚器など)
- 9.ラット骨格筋における伸張性収縮後の細胞外pHの動態
- 226.下垂体除去によるラットヒラメ筋筋繊維組成の部位特異的変化
- 8.下垂体摘出ラットの協同筋切除によるヒラメ筋、足底筋の変化について
- 8. 発育期のラットヒラメ筋における筋線維組成の部位特異的変化
- 発育期のラットにおけるヒラメ筋および長指伸筋の酵素活性に及ぼす低栄養の影響
- 155.異なる週齢のラットのヒラメ筋に及ぼす低栄養の影響について