美術鑑賞教育のタイポロジー
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In this paper we give a typology designed for classifying art appreciation instructions in secondary schools. Two dichotomies are set. The first is to ask how instruction is made; do teachers get the appreciation of art works based on historical and cultural knowledge or students' own judgment? The second is to ask what the aim of instruction is; is it a preparation for making art works or a step for other kinds of broad activities. Combining the two dichotomies art appreciation instructions are divided into four types. The benefit of the typology does not reside in categorizing function itself but in making clear what the point of each instruction is. We also give an example in which a certain art appreciation lesson unit is designed properly with the typology.
- 日本美術教育学会の論文
著者
関連論文
- III 教育社会学の教授学
- 教育から職業への移行に関する時系列的研究 : 工学系大学卒業生調査を中心に(教育と職業)
- 中学校美術科鑑賞学習の効果測定 : 岡山県立美術館国吉康雄教材開発研究会『美術鑑賞ガイド』による対話型鑑賞をめぐって
- 20世紀ラテンアメリカの教育 : その成功と失敗(転換期における教育社会学の課題-諸外国の事例から-)
- 美術鑑賞教育のタイポロジー
- 第三の領域"キュレーション"がめざすもの--意義を語る場をつくる (仲介の感性論 鑑賞教育再考--学校と美術館を取り結ぶもの)
- 学校教員の職能開発機関としてのアメリカの美術館 : 20世紀末の美術教育改革動向を背景に
- 志水宏吉著『学校文化の比較社会学:日本とイギリスの中等教育』
- "伝統校"と進学実績の戦前・戦後 : 一高・東大生の輩出校調査を中心に
- 教育社会学教育の現状分析(2) : 教科書を中心として(教育社会学の教授学)
- 出身高校による大学生の文化的差異 : 京都大学1回生調査より(高等教育(2))
- "伝統校"と受験移動の戦前・戦後 : 一高・東大生の輩出校調査(進路と教育(1))
- 読書文化の構造転換期としての70年代
- 活字メディアからみた学生生活--本の読める時代と読めない時代 (今月のテーマ ゆらぐキャンパスライフ)
- 京都大学教官を対象とするティーチング・アシスタントに関する調査(2):自由記述内容の分析
- 京都大学教官を対象とするティーチング・アシスタントに関する調査(1):質問紙調査のデータ分析
- 1970年代における大学生カルチャーの変容 : 『京都大学卒業生調査』より
- 美術鑑賞教育のタイポロジー
- キュレーションでつなぐ表現と鑑賞--単元「これはコップではない」の実践を通して
- アメリカにおける東アジア美術の鑑賞教育について--教師用教材に見られる特徴 (特集 東アジアの美術と美術教育)