Highly permeable membraneの溶質透過性の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A few highly permeable dialysis membranes have been developed so far to remove beta-2-microglobulin having a molecular weight of 11, 800 that was identified as a new form of amyloid protein from patients on long-term hemodialysis. The present study is to evaluate the solute permeability for low molecular weight proteins such as beta-2-microglobulin of the highly permeable dialysis membranes by varying technical methods.<BR>The membranes tested included conventional and highly permeable dialysis membranes made of regenerated cellulose, and also highly permeable dialysis membranes of polysulfone and polyacrylonitrile as a reference. Solute permeability was determined by 1) the Wilson-plot method, 2) the microanalysis method with radioisotope-labeled solutes and 3) the photometric measurement. Test solutes were vitamin B<SUB>12</SUB> beta-2-microglobulin, cytochrome-C and myoglobin.<BR>The highly permeable dialysis membranes of regenerated cellulose had higher surface porosities and pore sizes calculated from solute and pure water permeabilities and water content data that were practically the same as synthetic polymer membranes. This demonstrates that advanced membrane preparation techniques are capable of forming great surface porosity and large pore size on regenerated cellulose dialysis membranes.<BR>The Wilson-plot method is incapable of determination of diffusive permeability without ultrafiltration. Continuous measurements of optical density of a test solution in a hollow with optical fibers are well suited for precise determination of solute permeability by diffusion.<BR>The removed amount of beta-2-microglobulin calculated from solute permeability data of the most highly permeable dialysis membranes may not exceed the generated amount of beta-2-microglobulin.
- 日本膜学会の論文
著者
-
金森 敏幸
産総研・バイオニクス研セ
-
福田 誠
早稲田大学大学院
-
酒井 清孝
早稲田大学
-
福田 誠
姫路獨協大学保健医療学部臨床工学科
-
金森 敏幸
早稲田大学理工学部応用化学科
-
福田 誠
早稲田大学理工学部応用化学科
関連論文
- つくばサイエンスアカデミーシリーズ(2)細胞アッセイマイクロチップ
- 人工臓器開発のシステム-そのハードとソフト
- Hollow-fiber blood-dialysis membranes : superoxide generation, permeation, and dismutation measured by chemiluminescence
- 光ファイバによる透析膜のスーパーオキシド透過性の評価法
- 分子インプリント高分子のナノ薄膜の自己組織化現象および「ゲート効果」に関する基礎研究
- 化学センサ2005 分子認識素子として分子インプリントポリマーを応用した化学センサ
- 電極へのポリカチオン吸着による, ルミノール電気化学発光法の高感度化(E)
- 人工臓器開発への挑戦
- 細胞シート工学のためのインテリジェント培養皿の開発
- 細胞シート工学のためのインテリジェント培養皿の開発(バイオマテリアルと生物工学 : マテリアルの魅力を探る)
- 21.手術に即したシミュレートが可能な吸入麻酔コンピュータプログラムの開発(第77回日本医科器械学会大会一般演題講演集)
- 21 手術に即したシミュレートが可能な吸入麻酔コンピュータプログラムの開発
- 28.吸入麻酔のシミュレーションプログラム
- 28 吸引麻酔のシミュレーションプログラム
- 人工腎臓-血液と透析液の流れ-
- メディカル・テクノロジーのインパクト (特集 21世紀を拓く化学技術)
- 鋳型分子に応答した分子インプリント薄膜の溶質拡散透過速度変化に関する研究
- BIOREX^ 《AM-BC-X》膜の対称グラディエント孔構造と物質透過の異方性
- EVM (Epifluorescent Video Microscopy) を用いた光不透過材料の抗血栓性相対評価システムの開発
- エンドトキシン濃度インラインモニタリング装置の開発 - 分離型リムルス試薬を用いて -
- 人工えらの開発
- 命を守る膜(膜の機能発見)
- 非対称構造を有する透析膜の膜内拡散係数および阻止率とそれらのファウリングによる変化
- 生体機能代行装置(人工臓器)
- 人の命を助ける人工膜
- 医と工の合従連衡
- 細胞アッセイチップ開発における化学工学
- ポリスルホン透析膜の非対称構造の違いによる阻止率の差異
- 再生セルロース透析膜の表面粗さが抗血栓性に与える影響
- 3B11-1 小胞型マイクロリアクターとしての応用を目指した荷電ベシクルの選択的融合技術の開発(分析化学,物理化学,生物工学一般,一般講演)
- 光接着制御に基づく細胞操作技術
- 「光」が拓くバイオチップの機能化技術
- 3K12-3 光誘起細胞捕捉に基づくオンデマンド細胞操作技術(生体医用工学,人工臓器/動物細胞工学,動物組織培養,一般講演)
- 透析膜の性能評価 -第42回日本透析医学会教育講演より-
- 透析液監視用エンドトキシンモニタリング装置の開発
- 外部灌流模型型人工肺における血液流れと酸素移動のシミュレーション解析
- 3次元数値解析による人工肺の性能評価と至適設計
- 分子インプリント薄膜のゲート効果における静電気的相互作用の役割
- 人工腎1
- 早稲田大学理工学部応用化学科酒井・小堀研究室
- 膜を用いた血液濾過
- 人工鰓の技術的展望
- 常識が非常識,非常識が常識
- 外部灌流膜型人工肺のシミュレーション解析による至適設計
- 21世紀を迎える膜科学・膜技術
- 第44回日本透析医学会ワークショップより『明日の血液浄化法の行方』
- 特集のねらい(注目される新技術・新製品)
- 3P239 高度含フッ素エーテル型リン脂質液晶膜の構造安定性(生体膜・人工膜 A) 構造・物性))
- 1P223 分枝鎖型モデル脂質の合成とその物性評価(2) : methyl分枝鎖がlamellar構造に与える効果(生体膜・人工膜 A) 構造・物性)
- 異なる製膜条件により得られたコラーゲンゲル膜の溶質透過性から推測される膜構造
- 製膜条件により分子ふるい効果を制御したコラーゲンゲル膜の作製
- コラーゲンゲルを血漿分離膜の細孔内に充填した新規透析膜の開発
- Biomedical Engineeringはいま
- 中空糸型荷電膜の評価技術
- 医用工学の進歩と将来 (医用工学研究と材料)
- 中空糸透析膜の荷電状態評価技術 (イオン交換膜の応用と最近の話題)
- Highly permeable membraneの溶質透過性の検討 (血液透析膜の最近の進歩)
- バイオレオロジ- (生体・医用エラストマ-)
- One Bag方式Push/Pull HDFにおける溶質除去特性
- 液中燃焼法によるフロンの分解
- 電機化学発光を利用した免疫センサ-の開発 (特集 新しい研究開発と課題)
- サイクリックボルタメトリーによるインジウム-スズ酸化物におけるルミノール陽極反応の解析
- 電気化学発光免疫センサーの開発ー抗体定量とその発光メカニズムー
- バイオテクノロジー
- 04-5-GYM-4 中高年齢者における関節トルクおよび筋力と筋断面積指標との関係 : 安静時と最大等尺性収縮時の比較(04.運動生理学,一般研究発表抄録)
- 高分子メディエーターを用いた酸素活性ON-OFF制御型グルコースセンサーの開発
- 酵素活性ON-OFF制御を伴うグルコースセンサーの開発
- 透析液監視用エンドトキシン濃度連続測定装置の至適操作条件
- ポリエチレングリコールをグラフトした新規な温度応答性高分子ゲルによる膨潤・収縮変化の加速とパルス型薬物放出制御
- 1Gp12 精密共培養系のパターンサイズ制御が及ぼす細胞機能への影響(培養工学,一般講演)
- 2F15-3 光応答性細胞培養基材で構築したパターン共培養系による細胞機能の向上(培養工学,センサー・計測工学・ロボット工学,プロセス工学,一般講演)
- 1I12-3 光誘起細胞接着促進を用いた顕微鏡観察下における接着細胞のオンデマンド選抜(動物細胞工学・動物組織培養,一般講演)
- 医療用膜の現状と将来展望
- ME機器管理(1)
- 透析膜のタンパク質除去における吸着の影響
- ソフトセグメントにポリ炭酸エステルを有するポリカーボネートポリウレタンの耐劣化性と抗血栓性
- 重篤な腎不全の治療に使われる透析膜と透析器
- 光触媒を用いた透析液調製ライン中エンドトキシンの不活化
- 酵素活性制御型血中グルコ-スセンサの開発 (最近の酵素工学の話題)
- 濾過方向により阻止率が異なる透析膜における物質移動の異方性
- 最近の医療工学の展望 (メディカルエンジニアリングの展望)
- ポリスルホン膜の非対称構造の差異がクンパク質吸着による透析器の溶質透過性能の低下に及ぼす影響
- 非対称構造を有するポリスルホン透析膜の膜構造の評価-SEM観察, 染色速度比較法, BET法, DSC法-
- タンパク質の吸着がポリスルホン透析膜の有効荷電密度およびイオンの透過性に与える影響
- 中空糸透析膜の流動電位測定法の改良
- 吸着を利用した透析膜の非対称構造の評価
- 血漿分離の基礎理論
- マイクロチップを用いた細胞アッセイ
- 光応答収縮ゲルによるマイクロ流路のオンデマンド光制御
- 1F11-4 クリニカルマテリアルとしてのpodocyte単離・培養法の開発(生体医用工学・人工臓器,一般講演)
- バイオ材料としての部分含フッ素脂質液晶膜の設計と特性化
- 光応答性ポリマー材料表面の in situ 局所制御
- 光で細胞の接着状態を自在に制御する技術
- 細胞の接着状態を光で自在に制御する技術
- 培養細胞の基材接着を光で局所制御する技術 (特集 光機能とサスティナブルケミストリー)
- 3K12-2 微小パターン照射システムを用いた接着細胞の光操作(生体医用工学,人工臓器/動物細胞工学,動物組織培養,一般講演)
- 光応答性基材を用いた培養細胞のオンデマンド操作
- Highly permeable membraneの溶質透過性の検討
- バイオレオロジ- (生体・医用エラストマ-)
- 2P-173 光分解性ゲルへの局所光照射による3次元培養細胞の選択的分離(セル&ティッシュエンジニアリング,一般講演)