瞬間計測震度を用いた揺れ最中の避難行動可能時間の定量化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本文は、想定地震において地震動強度だけでなく地震の揺れ最中に避難行動が可能な時間を定量的に示し、持ち時間に応じた最適な避難対策につなげることを目的としている。地震時の人間行動に関する研究には震度と関連づけられたものが多いことから、地震の揺れ最中の避難行動可能時間は時々刻々の計測震度の推移を評価できる瞬間計測震度を用い、過去の地震記録を地震のタイプごとに定量的に整理した。本研究により地震揺れ最中の行動可能な時間を震源距離と地震規模で推定することが可能となった。
著者
関連論文
- 下水道更生複合管の長手方向耐震安全性に関する研究
- 観測記録を用いた神戸大学周辺の地盤震動特性
- 地表断層近傍の表面波探査による地盤構造--中国[ブン]川地震の事例
- 1995年兵庫県南部地震における東灘区と北淡町の閉じ込め実態比較(C.防災計画と対策,口頭発表)
- ライフライン復旧と地域住民の地震防災意識に関する日・台比較 (阪神・淡路大震災特集号)
- 東濃瑞浪地区における地震後生活維持に関する実態調査分析
- 瞬間計測震度を用いた揺れ最中の避難行動可能時間の定量化
- 1755年リスボン地震からの都市再建(再建への意志:図面のなかの都市復興)
- 震後救命活動に関わる道路システムの機能評価法
- 小規模消火用管路網の簡易耐震診断チャートの構築
- 地域防災力に潜在する全国市町村の地域特性
- 地震時工業用水供給停止による受水企業への波及
- 経験的サイト増幅・位相特性を考慮した2011 年東北地方太平洋沖地震における那珂川水管橋での地震動の評価
- 地震時工業用水供給停止による受水企業への波及
- 地域防災力に潜在する全国市町村の地域特性