高圧法ラジカル重合ポリエチレンの分岐構造
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概要
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前報に準じて直鎖ポリエチレンをガンマ線照射して作った長鎖分岐モデル試料により, ポリエチレンのb値(g′=gb; g′, 分子量の等しい分岐高分子と直鎖高分子の固有粘度比; g, 同じく重量自乗平均慣性半径比)を0.9と決めた. Shultz により分子量多分散の高分子について理論計算されたg′を介して, 単分散高分子に対するb値と多分散高分子に対するb値を比較し, 後者が前者より, 特に3官能性分岐の場合に, かなり大きいことを明らかにした. 従来の高圧法ラジカル重合ポリエチレンの分岐度に対する測定値を本シリーズの第1報及び今回の結果から見直した.
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
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