透明なゴムの光弾性縞次数と応力及びひずみの関係
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概要
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等質•等方性の透明な加硫ゴムを応力状態におくと, 一時的に複屈折性を帯び, 結晶と同様の光弾性的性質が直交した偏光板の間で認められ, 応力を除くと可逆的に等方性の状態に戻る.ゴムのダンベル型の試験片を用いる引張試験で, 光弾性縞次数と応力とひずみの関係式(1), (2)を考案した.σ/n/t=f/λ……(1)ε/n/t=f/ER……(2)ここに, σ: 初断面応力, λ: 伸長比(λ=1+ε, ε: ひずみ), t: ゴムの厚さ, n: 光弾性縞次数, f: 光弾性縞応力定数そのERは第1報で提案した実用上のゴム状ヤング率で, せん断弾性率(G)とゴム状ボアソン比νRによって, 次のように表される.ER=2G(1+νR), νR=1-1√<λ>/λ-1
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