加硫ゴムの構造に關する研究 : (第7報) 加硫ゴム中のチオケトン基の變化
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概要
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加硫ゴム中から遊離型硫黄や、非ゴム分硫化物などを除いた試料中の結合硫黄は架橋型硫黄とチオケトン基型硫黄に分けることが出來る。1) このような試料中のチオケトン基が架橋に轉じて行く模樣を常温放置並びに温度をかえた状態下で定量觀察した。1) 温度が高いほどチオケトン基型硫黄は架橋に移り易い。2) 同じ温度の條件下では、完全きと閉ぢた網目となつていない分子鎖 (自由分子鎖)2) の濃度が多いもの程、より速かな架橋轉化が行われる。3) その架橋の型式は次式で示される。3)
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
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