MBTHHにより呈色後ペーパークロマトグラフィーを用いるアミン系老化防止剤の識別法
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概要
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3-methyl-2-benzothiazolone hydrazone hydrochloride とアミン系老化防止剤とを反応させ, 生じた老防色素をペーパークロマトグラフ分離することにより老防の識別を行なった. 発色方法は第1報と同様に行なった. 展開剤としては酢酸-水-アセトン (3:6:1) 系混合溶媒を用いた. クロマトグラムの色相とRf-値から老防の種類を識別することが可能であった. 2種あるいは3種の老防が混合している場合も比較的容易に分離確認できた. しかし, クロマトグラムの色相およびRf-値が似ているため分離が不可能な場合もあった.
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