ゴム配合における二次式近似によるデータ処理方法の検討 : ゴム配合最適化計画の研究 (第1報)
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概要
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ゴム配合を決定する手段として, 多くの因子を同時に変量して, そのデータより数学モデル (2次関数など) を作り, 等高線図化する最適化計画が, しばしば用いられる.そこで, この方法がどこまで有効であるかを明らかにし, またよりよい方法を考察することを目的とした.<BR>エチレンプロピレンゴムで, 白色充てん剤, プロセスオイルを変量し, いくつかの方法で等高線を作り検討した。ゴム配合においては, 最適化計画や2次近似を適用できない場合があり, しかも直交配列では, 経験上, 無意味な配合領域を含む恐れがあるので, 実験点のとり方に注意を要する.この意味で任意に因子の変量を組合せた実験点をとる方が実用的であるが, これに適した方法を電子計算機の利用により可能にした.
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
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