最適ゴム配合の解析法について (与えられた性能領域においてある性能を最良にする配合の求め方) : ゴム配合最適化計画の研究 (第2報)
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概要
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配合ゴムの特性を, 変量因子の数学モデル化したものの利用法について検討した.ある制約条件下で, 目的関数を最適化する方法として, 1次式では線型計画法, 2変数の2次式では, Bertschらのグラフによる解法があるが, 一般の多変数2次式については, まだよいものが得られていないようである.そこで, 一般の2次式の制約条件下で, 2次関数を最大 (または最小) にする問題の電子計算機による解法を検討した.その結果, 近似的な解法が得られたが, これは種々の規格を満足する配合中で, ある一つの特性を最良にしたいという場合に, 適した方法である.
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
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