澱粉の鎖長について
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概要
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澱粉のα-1, 4結合で結合したグルコースの長さ(鎖長)をヨード反応にしたがって青,青紫,紫,赤紫及び短鎖長部に分類して短鎖長部以外の含量をヨード吸収量の測定結果から計算によって求める方法を考案した.この方法を利用して澱粉の各鎖長を計算によって求めた結果,玉蜀黍,小麦の澱粉に比して,馬鈴薯,長芋,甘藷等の澱粉にはヨード反応紫(DP 34),赤紫(DP 28)の中間鎖長部が多く含まれていると推定される.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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