酢酸フェニール水銀及びその誘導体の小鯉(Cyprinus carpio L)に対する毒性
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概要
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酢酸フェニール水銀及び酸残基を異にした誘導体を合成し,これらの小鯉(Cyprinus carpio L)に対する毒性試験を行った結果, 24時間TLmは大体0.2〜0.3 p. p. m., 48時間TLmは0.1〜0.2 p. p. m.で特に酸残基を異にした影響は顕著でなく, ElissのphenylmercuricacetateをCarassius auratusに対して行った試験結果とよく一致し,急性毒性の場合は外観的に鰓組織の粘膜の凝固による呼吸困難が殆んどで,又水銀の蓄積も鰓部に認められた.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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