大豆ヘキソキナーゼの調製
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概要
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(1) 大豆,小豆,緑豆およびにんにくについてグルコースを糖基質としてヘキソキナーゼ活性を検討し,大豆とにんにくにい活性が認められた.このうち大豆ヘキソナーゼの調製について検討した. (2) 大豆はATPase活性が比較的低く,したがって妨害作用も弱いものと考えられた.大豆は発芽に伴ってヘキソキナーゼ活性を増加し,胚軸の長さが種子長径の約3倍となったときに最高活性を示し,未発芽種子の約5倍の活性となった. (3) 大豆ヘキソキナーゼ(基質グルコース)は硫安0.6飽和を中心として沈殿する.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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