鶏胚酸可溶性画分からのビタミンB12結合蛋白質
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概要
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孵卵13日目の鶏胚酸可溶性画分より, L. leichmannii生長促進物質の1つを分離精製し,その性質を検討した. (1) 精製は主としてセファデックスを用いたゲル濾過法により行ない,ディスク電気泳動的に均一な試料を得た. (2) 本精製物は,分子量105,000,等電点pH 2.5前後を有し,酸性アミノ酸およびヒドロオキシアミノ酸にとんだ酸性蛋白質である. (3) 精製物のシヤン化カリウム加熱抽出物からビタミンB12を検出,同定した.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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