放射状菌に関する研究 : Rufomycin生成阻害(DL-イソロイシンによる)時に集積するニンヒドリン陽性物質の単離とその性状
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概要
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DLーイソuイシンによってrufomycinの生成が阻害された場合に,培養液中に生成されるニンヒドリン陽性のY物質の単離を試み,その物理化学的性状を調べた. Y物質は培養液からη-ブタノールで抽出され,Dowex 50によるカラム・ク戸マトグラフィーによって単離された.本物質はmp181°C (dec.)の白色針状結晶でC16H20O2N2の分子式を有し,紫外部吸収スペクトル,赤外線吸収スペクト,およびマス・スペハルからrufo-mycin B1分子中の1成分であるトリプトファン誘導体1-(2-methy1-3-buten-2-yl) tryptophanと同定した.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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