栗の授粉に關する研究
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概要
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1. 筬屋及鹿の爪の2品種を供試し1934及び35の兩年に亙つて授粉小試驗を行つた。2. 兩種共不完全ではあるが自家不結實性を有し, 栗の特性から見れば實用的には自家不結實と考へられる。3. 栗の不授精果の落果は他の多くの果樹より著しく遲く, 8月下旬にならねば完了しない。4. 筬屋に銀寄又は鹿の爪を交配した果實は咸從 (支那栗) を交配したものより1粒の重量が大きい事が認められた。
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