高度科学技術に関する情報伝達のためのウェブを用いた対話フィールド構築の試み : 高レベル放射性廃棄物の事例
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概要
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原子力をはじめとした高度な科学技術は,それについての知識や理解,受容性の判断について,専門家と非専門家との間に大きなギャップがあるといわれている.著者らは,高度な科学技術のうち,高レベル放射性廃棄物処分を取り上げ,市民と専門家とがその技術や安全性について話し合うためのフィールドORCATをウェブ上に構築し,2005年におよそ3カ月の運用実験を実施した.この結果を用いて,本稿では「専門家から市民へ」および「市民から専門家へ」の双方向で情報の流れが成立しているかを分析した.その結果,ORCATは,「専門家から市民へ」の流れである情報提供フィールドとしての有効性は認められるものの,「市民から専門家へ」の流れは,いまだ十分とはいえないことが示された.
- 社会技術研究会の論文
著者
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木村 浩
東京大学 大学院工学系研究科
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木村 浩
東京大学大学院工学系研究科原子力専攻
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田中 博
電力中央研究所
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勝村 聡一郎
東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻
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勝村 聡一郎
東京大学 大学院工学系研究科(現 JAEA)
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古田 一雄
東京大学 大学院工学系研究科
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木村 浩
東大 大学院工学系研究科
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田中 博
電力中央研究所 原子力技術研究所(現 NUMO)
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