新しい膵癌取扱い規約(第5版)とは

概要

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新膵癌取扱い規約第5版の概略. 1)T:T1:2cm以下膵内限局, T2:2cmを超えるが膵内限局, T3:胆管, 十二指腸, 膵周囲組織のいずれかに及ぶ. :近接する大血管, 膵外神経叢, 他臓器のいずれかに及ぶ. 2)T因子と, その判定:T因子はCH, DU, S, RP, PV, A, PLの七つ, 浸潤の判定は「ある」「なし」. 3)N分類:N1は膵頭部13, 17番, N2は6, 8a, 8p, 12a, 12b, 12p, 14p, 14d, それ以上はN3でM1(転移). 4)各N:肝動脈沿い12a, 胆管沿い12b, 門脈沿い12P, 上腸間膜動脈根部14p, 末梢の遠位を14d, 5)Stage:IはT1N0, IIはT1N1, T2NO, IIIはT1N2, T2N1orN2, T3N0orN1, IVaはT3N2, T4NO or N1それ以上はIVVb. 6)根治性評価:肉眼的にR(-)とR(+), 総合的評価:病理学的癌遺残をR1, 肉眼的癌遺残をR2. 7)MCTとlPMT:lPMTをMCTと区し, lT(intraductal tumor)の中で独立.
財団法人日本消化器病学会の論文
2003-08-05