植物の枝分かれ抑制ホルモンの発見
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
植物の枝分かれを制御する植物ホルモンは,主にオーキシンとサイトカイニンであると考えられてきた.ところが,「枝分かれ過剰突然変異体」の解析から,ストリゴラクトンと呼ばれる一群のテルペノイド化合物が,枝分かれを制御する第3のホルモンとして新たに同定され,現在注目を浴びている.ストリゴラクトンは,これまでストライガやオロバンキなどの根寄生雑草やアーバスキュラー菌根菌と呼ばれる共生菌が宿主植物の根を認識するための根圏シグナル物質として知られていた.ここでは,ストリゴラクトンの枝分かれ抑制作用の発見に至った経緯を紹介するとともに,ストリゴラクトンの生理機能を活かした応用の可能性について考察する.
論文 | ランダム
- 大腸癌肝移転の形態と肝動注化学療法の治療効果についての検討
- The Reproductive Behavior of the Brown Marmorated Stink Bug, Halyomorpha mista UHLER (Heteroptera : Pentatomidae) I. Observation of Mating Behavior and Multiple Copulation
- フローインジェクション分析法の環境試料への適用
- フローインジェクション分析法による工程管理分析の自動化
- 一次微分分光光度法による各種希土類元素の共存時同時定量