アミンベース非イオン界面活性剤のCOM安定性に及ぼす影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
前報までにアルコールベース多鎖型高分子量非イオン界面活性剤が, COMの安定化薬剤として優れた効果があることを報告した。本報では, アミンベースの多鎖型高分子量非イオン界面活性剤を合成し, 通常のアミンベースの低分子量非イオン界面活性剤と対比させながら, COM安定化性能を評価した。その結果, ポリエチレンポリアミンをベースにし, これにプロピレンオキシドとエチレンオキシドをブロック共重合させた多鎖型高分子量非イオン界面活性剤は, COMを70℃で1か月間静置安定化できることがわかった。また, アミンベースの通常の低分子量非イオン界面活性剤は, COM安定化効果が著しく劣ることがわかった。
- 社団法人 日本油化学会の論文
著者
関連論文
- 非イオン界面活性剤のCOM安定性に及ぼす影響
- 連続製造法による高濃度石炭-水スラリー (CWM) の諸物性
- 各種海外炭のぬれ特性
- 橋かけしたポリエチレンポリアミンベース共重合多鎖型高分子量非イオン界面活性剤の各種COMに対する安定化効果
- 各種COMに対するアルコ-ルベ-ス多鎖型高分子量非イオン界面活性剤の安定化性能
- 高濃度石炭-水スラリー (CWM) のレオロジー特性
- 高濃度石炭-水スラリーの流動性に対するポリエチレンポリアミンベース多鎖型高分子量非イオン界面活性剤の効果
- COM安定化剤としての多鎖型高分子量非イオン界面活性剤の開発と工業化
- 高濃度石炭-水スラリーの流動性に対するアルコールベース多鎖型高分子量非イオン界面活性剤の効果
- 高濃度石炭-水スラリーの流動性に対するフェノールレジンベース多鎖型高分子量非イオン界面活性剤の効果
- COMの安定性予知方法について
- アミンベース非イオン界面活性剤のCOM安定性に及ぼす影響