フオルステライト系耐火物の研究 (第7報) : 添加剤による性質の変化 (その2)
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概要
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本報では, 添加物がマトリックス部分におよぼす影響を熱間の弾性率と電気抵抗から比較したが熱間の電気抵抗測定結果よりは, 石灰を添加したものが他の場合に比較してイオン伝導が大である。即ち比較的早く低熔融体を生成するが弾性率測定の際の荷重撓みの関係図からむしろ他の添加物に比して, その熔融体が粘性大なることを示して, マトリックス部分として適切なる高温における弾性と粘性を有し, 他の添加物に比較して適当なるものと判断した。
- 社団法人 日本セラミックス協会の論文
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