食塩電解液中の微量マグネシウムの定量方法
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概要
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水銀法による食塩電解においては電解液中にマグネシウムが存在するとアマルガムを不純ならしめ,その結果流動性を阻害し,かつアマルガムの分解を促して水素を発生せしめ電解効率を害するばかりでなく爆発をひきおこす原因になるといわれている.<BR>微量のマグネシウムの定量にはチタンイ***ーが水酸化マグネシウムに吸着されて生ずる赤色を利用する方法が多く用いられているが,多量の塩化ナトリウムが共存すると水酸化マグネシウムの溶解度が大きくなるためそのまま利用することはできない.<BR>著者らは微量マグネシウムの分離定量方法を実験し,マグネシウムを銅とともに水酸化ナトリウムによって沈澱させて分離しチタンイ***ーを使用する光度法によって微量マグネシウムを簡便に定量することができたので報告する.
著者
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