対流電極を用いる溶存酸素の定量 : 対流電極に関する分析化学的研究(第6報)
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概要
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0.1<I>M</I>塩化カリウム中に0.1<I>M</I>チオ硫酸ナトリウムを適当量加え,溶存酸素量を適当に調節した各種の試料について,ウィンクラー法で酸素を定量すると同時に,滴下水銀電極,回転白金電極,対流白金線電極および対流水銀メッキ電極などを用いて,ポーラログラフ的に酸素量を求めた.これらの電極のうち対流水銀メッキ電極は感度が最も大きく,円板回転数800rpmにおいては滴下水銀電極の約16倍であり,再現性もすぐれている.また,流速200m<I>l</I>/min以上の流動液について連続定量の可能性を認めた.
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