熱イオン化質量分析法によるウラン同位体比測定に関する研究
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概要
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アトラスCH4型質量分析計を用いてウラン同位体比の熱イオン化法による測定を検討した.<BR>ウラン試料は塩化ウラニル(UO<SUB>2</SUB>Cl<SUB>2</SUB>),硝酸ウラニル{UO<SUB>2</SUB>(NO<SUB>3</SUB>)<SUB>2</SUB>}の2種を用いた.<BR>実験の結果,シングルコレクター法よりもダブルコレクター法(相殺測定)のほうが精度よく測定できることがわかった.また,次の諸条件を満足させれば,ダブルコレクター法において通常±0.2%,わるくても±0.3%の精度で測定可能である.<BR>(1)用いる塩は塩化ウラニル,硝酸ウラニルのどちらでもよいが,一連の実験では同一塩を用いる.<BR>(2)イオン化フィラメント電流,蒸発フィラメント電流は一連の実験において一定にする.<BR>(3)同一イオン化ケースの測定値を比較する.<BR>また,一つの試料に要する全測定時間は60〜90分である.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
著者
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神崎 忠雄
東京工業大学理学部
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垣花 秀武
東京工業大学
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森 芳弘
東京工業大学原子炉研究施設
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神崎 忠雄
東京工業大学原子炉工学研究所
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神崎 忠雄
東京工業大学原子炉研究施設
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垣花 秀武
東京工業大学原子炉研究施設
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