ο-トリジンによるペンタクロルフェノールの比色定量
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概要
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ペンタクロルフェノールは硝酸で処理すれば酸化されてクロラニルになる.この硝酸処理に触媒を用いて酸化を定量的にし,生じたクロラニルの酸化力をο-トリジンの発色に用いた.ο-トリジンは遊離塩素によると同様に,クロラニルによって強く黄色に呈色する.本法により,1μg以上のペンタクロルフェノールが±15%程度の精度で定量できる.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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