ガスクロマトグラフ法によるアニリン中のニトロベンゼンの定量
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概要
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電子捕獲検出器を用いてアニリン中のニトロベンゼンを定量するための基礎実験を行なった.検出器はWilkens社製の放射線源としてトリチウム250mCを内蔵したものを用い,分離管はガラス製のものを,充てん剤にはCarbowax 6000,5%/ C-22(50〜60メッシュ,水酸化カリウム処理)を用いた.<BR>分離管温度100℃,キャリヤーガス流量40m<I>l</I>/ minでアニリンとニトロベンゼンとを完全に分離することができた.この条件下でニトロベンゼンの検量線は2×10<SUP>-10</SUP>〜1.5×10<SUP>-7</SUP>gの範囲で直線性を示し,アニリン中2×10<SUP>-5</SUP>%程度までのニトロベンゼンの定量が可能である.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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