浸せき電極法によるインジウム-ゲルマニウム-ガリウム-アルミニウム合金の発光分光分析 : 半導体材料の発光分光分析に関する研究 (第3報)
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概要
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発光分光分析法により,インジウム-ゲルマニウム-ガリウム-アルミニウム合金中のゲルマニウム,ガリウムおよびアルミニウムを簡易,迅速,かつ高精度で定量する方法を開発した.本法では,インジウム合金を硝酸-リン酸で分解し,分光分析上の緩衝剤として水酸化ナトリウムを加えたのち,所定の濃度まで水でうすめて試料溶液とした.ついでこの溶液を用いて浸せき電極を作製し,交流断続弧光放電で発光させ,スペクトル写真を撮影した.<BR>本法の分析精度は,内標準元素としてインジウムを用いた場合,各分析元素の定量範囲30〜600μg/m<I>l</I>において変動係数で5%以内であった.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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