原子吸光分析の問題点
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概要
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原子吸光分析法の感度,精度,および迅速性については,新型機器の開発と普及により,研究者数の増加とあいまって急速な改善がなされつつある.定量可能の元素の種類も急増し,定量範囲の上下限とも著しく拡大された.また見かけの感度は数年前の10倍以上になっているものが普通で,マグネシウムのようにppbオーダーに達するものもある.これについてまとまった解説としては,前回討論会における池田・厚谷の解説,鈴木・武内の解説,講座,中埜・高田の記述,また1965年,1966年の応用スペクトロメトリー東京討論会の講演のほか,二,三の総合的論文や成書があり,海外にも有用なものが多くみられる.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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