溶液法けい光X線分析による希土類元素の定量
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概要
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さきに報告した濃厚溶液に適用可能な添加法を希土類元素の硝酸溶液に適用した.試料はセリウム族希土類元素とイットリウム族希土類元素とに分けて検討したが,スペクトルの重複を考慮し分析線として前者についてはK線を,後者についてはL線を選んだ.この際K線についてはバックグラウンドの処理法が,L線についてはスペクトル相互の重なりの補正法が特に重要であった.<BR>これらの点について検討を施し,合成試料を分析した結果種々の共存元素が存在する溶液について相対誤差ほぼ5%以内で定量が可能であった.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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