ガスクロマトグラフによるアルコキシル基の分離定量
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概要
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未知のアルコキシル基や,同一分子内に異種のアルコキシル基を含む試料の分析を行なうためさきに三井らが発表したガスクロマトグラフによる分離分析法を検討し改良を加えた結果,ピーク面積法によりσ=0.3〜0.7%の精度で分析を行なうことが可能となった.試料は三井らの方法により分解し,得られたヨウ化アルキルを5〜10%アピエゾンL含有シリカゲルに吸着させ,ついで吸収管を150〜160℃に5分間加熱後60m<I>l</I>/minのヘリウムガスを3分間通じ,ヨウ化アルキルをガスクロマトグラフに導入した.分析条件は次のとおりである.カラム:25% DOP-B(シマライトC),4mm×4m,100℃;熱伝導度検出器:フィラメント電流,200mA(22℃,ヘリウムガス気流中),100℃;キャリヤーガス:ヘリウム(60m<I>l</I>/min);感度:256mV.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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