パラロザニリン法による大気中のメタノール定量
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概要
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パラロザニリン法による高感度のメタノール定量法を確立し,大気分析への適用を検討した.メタノールからホルムアルデヒドへの酸化は,硫酸酸性の過マンガン酸カリウム溶液にプロピオンアルデヒドを添加して行なった.検量線は, 3〜60μg/10m<I>l</I>の範囲でベールの法則が成立し,変動係数0.025,モル吸光係数5.4×10<SUP>3</SUP>であった.大気60<I>l</I>採取の場合, 0.03〜0.6ppmのメタノール濃度の測定に適する.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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