フランク機構を導入した時の氷晶の成長形 : 低温領域において
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概要
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35℃の温度条件で, 氷晶がフランク機構で成長した時と, 二次元核成長機構で成長した時との法線成長速度が, ベーサル面とプリズム面とで計算された.その結果は次の通りである.<BR>ひとつのベーサル面だけがフランク機構で支配されると, ある過飽和度以下では, 氷晶の成長形は, c/aの値が1より大きいsolidな角柱が期待される.また, あるプリズム面だけがフランク機構で支配されると, ある過飽和度以下ではb軸方向の成長が期待される.
- 社団法人 日本雪氷学会の論文