なだれ防止林の立木密度
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概要
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釜淵周辺の山地斜面において, 胸高直径5Cm以上の広葉樹の林の立木密度あるいは立木間隔と, 融雪初期の雪割れの大きさから判断される林内積雪の安定度との関係を調査した.<BR>その結果, 積雪深が1.5~2mの条件では, ha当りの立木本数が<BR><I>n</I>=12,500 (θ-30) secθ/<I>D</I><SUP>2</SUP><BR>θ : 傾斜 (度) <BR>D : 胸高直径 (cm) <BR>以上, あるいは材積にして約100m<SUP>3</SUP>以上の普通の林であれば林内の積雪は安定で, なだれは発生しないものと推定された.
- 社団法人 日本雪氷学会の論文
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