4.アルコール性肝硬変の臨床像 : ウイルス性肝硬変との対比から
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概要
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アルコール性肝硬変の臨床像は,ウイルス性肝硬変のそれと基本的には変わらない.しかし,アルコール特有の肝障害機構を反映して,細小結節性で腫大型の形態をとるほか,発生率は積算飲酒量と相関して高度となり,女性がなりやすいという特徴が認められる.また,アルコールによる栄養障害および肝以外の諸臓器障害を伴って,離脱症候群,貧血,多発ニューロパチー,低P血症などの多彩な徴候をみることがある.
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