2.重症度からみた治療の実際 : 2)酸素療法
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概要
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肺性心には急性,亜急性および慢性型が有り,慢性型はさらにその発症機序により低酸素型と血管閉塞型に分類される.低酸素型肺性心においては肺高血圧を惹起する最も強力な肺動脈れん縮刺激は慢性の低酸素血症であり,従って在宅長期酸素療法が絶対的適応である.ただしその適応基準には酸素負荷後の肺動脈圧の反応熊度や, PaO2のレベルなどまだ多少の論議が有り,筆者らの臨床経験に基づく独自の見解を併せて紹介した.
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